HOME > ベッカンコおに |「本物の舞台芸術体験事業」

HP_Top.jpg

ベッカンコおに
原作 さねとう あきら■脚本・演出 ふじた あさや

1979年の初演以来5,000ステージを超える、国内外・世代を問わず支持され続ける劇団えるむの代表作。滑稽な顔だからと笑いものにされる心優しい鬼と、盲目ゆえに村の子どもたちからいじめられる少女。そしてその父親。三者三様の愛の形がいつしか鬼に変わっていく・・・。“鬼って一体なんだろう?”
オーストラリア、中国、韓国等の上演をはじめ、フランス、ドイツ、ロシア、カナダ、中国等多くの国々でリメイク上演もされています。国境を超えて、人間の本質に迫る作品として、たくさんの方々に観ていただけることを切望しております。

【概 要】
公演時間:1時間40分(休憩10分含む)
構成人数:13名(キャスト8名 スタッフ5名)
最適会場:体育館

【作品の特色】
*能・狂言の様式を取り入れた現代劇です。舞台空間は能舞台を思わせ、狂言方式を取り入れた演技は、日本の伝統芸能の楽しさ・美しさを堪能させます。
*コロスが舞台の両サイドに控え、場面転換のための歌語りをしたり、時には登場人物となり物語を進めます。
*コメディア・デラルテ(中世イタリアの様式)を取り入れ、超自然界の住人である存在に半仮面を使用します。
*尺八、琵琶、篠笛などの美しい音色で民話の世界をつくります。また、コロスたちによる 日本伝統楽器の生演奏も興味深い。

厚生省中央児童福祉審議会特別推薦/児童福祉文化奨励賞受賞/東京都優秀児童演劇選定優秀賞
厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財 100 選/文化庁「本物の舞台芸術体験事業」作品